友人が複数人で立ち上げた会社を経営しています。もともと優秀で仕事もできる人でしたが、次第に周囲に対して尊大な態度をとるようになってしまいました。気分が乗らないと仕事を他人に任せてサボる等、周囲からも見咎められる行為も目立つようになりました。
こうした行動に業を煮やした他の共同経営者たちは、ついに会社を去る決断をしました。しかし当の友人は「自分が中心になって会社を立て直す」と意気込んでおり、問題の原因が自分ではなく他人や取引先にあると思い込んでいます。実際には、すでに複数の取引先から信用を失い、取引停止の判断が下されているにもかかわらず、それにも気づいていないようです。
心ある人々が助言しても、今の友人にはまったく響かず、聞く耳を持とうとしません。このままでは友人は独りよがりのまま、周囲をイエスマンで固めたまま事業を続け、やがて転落してしまうのではないかと心配しています。
もし友人が立ち止まり耳を傾けるタイミングが訪れるのであれば、その時を逃さず、心配しているほかの友人たちと一緒に話をし、支えになれたらと思っています。しかし、それが叶わないのであれば、いっそ見切るべきなのかと迷ってもいます。すでに見限って距離を置いた人もいます。距離を置いた人のほうが多いかもしれません。
私たちにできることはあるのでしょうか。友人に気づきを与えるような効果的な方法があるのか、それとももう手遅れなのか。悩んでいます。